会社を辞めたい理由と不安、対処法。新卒・20代から40代・50代までの悩みを解決

退職に関して

誰しもありますよね、「会社を辞めたい」と思う時って。

日常的にそう思うようになったら、ぼんやりと転職も頭の片隅に浮かんできます。

しかし正直、安易な転職はおすすめしません。

「仕事を辞めたきゃ辞めればいい」なんて書くのは簡単ですが、そういう人はあなたに対して何の責任も負ってはくれませんからね。

転職にもリスクはあるわけで、転職の決断をする前に冷静にしっかり考えてほしいのです。

ここでは、会社を辞めたいと思った時の理由や不安、対処法を細かく書いていきます

まずは、どうして辞めたいのか、何が不安なのか、そして転職に踏み切る前に何をすべきなのかを明確にしましょう。

ぜひこの記事を参考に、あなたの職場に対する気持ちや、これからのキャリアについて考えてみてくださいね。

会社を辞めたい理由

会社を辞めたい理由

まずは、会社を辞めたいと思う理由を明確にしましょう。

そして、頭の中を整理し、転職以外にも解決策があるかどうかを見極めることが大切です。

  1. 労働時間が長い
  2. 職場の人間関係
  3. 給料が低い
  4. 仕事が想像と違った
  5. シンプルに働きたくない
  6. 社風が肌に合わない
  7. 正当に評価してもらえない
  8. うつや病気で働くのがキツい
  9. 勤務地が遠い

➀労働時間が長い

世間でも問題になっている労働時間の長さ。

定時は17時なのに夜中まで残業している、なんてケースもザラにあります。

長時間働きすぎて疲れがたまり、せっかくの休日も寝て終わってしまうなんてこともありますよね。

自分の趣味に費やす時間や友達と会う時間が減っていき、「どうして自分はこんなにも人生の時間を仕事に割いているんだろう」なんて考えだしたら止まりません。

ライフワークバランスに直結する労働時間の長さは、会社を辞めたい理由としてとても大きいものです。

➁職場の人間関係トラブル

職場の質を左右する大きな要素の一つ、人間関係。

悪意100%なのも嫌ですが、無意識でやられるのもキツいですよね。

体臭・香水が強いとか、クチャラーとか、自覚ない人多すぎるし、こっちも指摘しづらい。

それくらい気にするなよ、と言われても気になるものは気になるし、これまでの蓄積で爆発しそう!!なんて人も。

しかし、こうした人間関係のトラブルは上司への相談で解決できる可能性があるパターンの理由です。

なぜなら上司はこういうトラブルを解決することも、仕事のうちなのです。

➂給料が低い

給料が低い

そもそも基本給が低いのに、働き方改革で早めに帰らされて、でも仕事は終わらないしお金も貯まらないしもう最悪……。

というか、いくら残業しても残業代出ないよ!ボーナス?なにそれおいしいの?なんて会社もありますよね。

自分の仕事量と給料が釣り合っていないのではないかと考えたくもなります。

しかし、賃金については交渉の余地があるので、まずは手を打ってみるべきです。

➃仕事内容が思っていたのと違った

いざ働いてみたら思っていた仕事と全然ちがう!なんてこともありますよね。

最初は興味があったけど、いざ働いてみるといろいろな事情が見えてきて嫌になってしまうこともあるでしょう。

こればかりは実際に働いてみないとわかりません。

同じ職種でも、会社によって任される仕事がまったく異なる場合もありますしね……。

まずは、あくまでも仕事だと割り切ってみるのをおすすめします。

➄シンプルに働きたくない

シンプルに働きたくない

とにかく「働きたくない!」ド直球でドシンプルな理由です。

何か仕事で嫌なこととか、働くのが苦しい事情があるわけではないんだけど、シンプルに働きたくない!

学生時代のお金がなく、でも責任もなく自由だった頃が恋しく思えてしまうという方も。

しかし、当然ながら働かなければ暮らしていけませんし、労働は義務でもあります。

働く意欲を養うのはなかなか難しいですから、「働く」という感覚をなくして、ただ生きるために「作業する」というスタンスを持ってみましょう。

➅社風が合わない

社内では当たり前となっているけど、世間的・時代的、そして何より自分的にはどうなの?と思わずにはいられないこともあります。

マイルドなところでいうと、自分はどんどん新しいことに挑戦したいのに、社風がかなり保守的で何もやらせてもらえないとか。

朝からハイテンションで朝礼をやらなければならないけど、朝からそこまで元気が出なくて辛いとか。

仕事内容自体には満足していても、不満が募っていきますよね。

社風レベルになってくると、なかなかそれを変えるというのは難しいです。

でも、どうせ転職するのであれば、その前に一度社風に対して異議を唱えてみましょう。

「なぜそれが不要なのか」を明確に論理的に訴えるのがコツです。

➆正当に評価をしてもらえない

仕事たるもの、やはりその実績で正当に評価して頂きたいもの。

サボってばかりだけど、愛想が良くてゴマすりがうまい同僚にどんどん出世されては、たまったものじゃありません。

それどころか、ハラスメントや人格否定の被害まで被っていたら、仕事なんか頑張れるわけがないですよね。

こういった場合も、まずは直接評価する上司のさらに上の人間に訴えましょう

具体的な根拠や証拠を提示し、自分の訴えの裏付けをしっかりと見せることが大切です。

➇うつや病気で働くのがつらい

うつや病気で働くのがつらい

病院でうつ病やその他いろいろな病気の診断が出ているのに働いていて、つらい。

「あなたのために辞めたほうがいい」と言われても、今後の生活も不安だし、仕事に穴を開けることになるし、そう簡単には辞められないですよね。

もしあなたが病気になった原因を、どうしても根本的に解決できそうにないのなら、辞めるまではいかなくとも、ひとまず休んでみることをおすすめします。

➈勤務地が遠い

異動や家庭の事情、家賃の関係などで遠くならざるをえなかった職場。

自分の貴重な自由時間を電車の中で過ごさなくてはならないし、満員電車の中ではできることも限られますよね。

やっと家に帰って来たかと思えば、明日も早起きしなくちゃいけないからもう就寝時間。

しかし、居住地も勤務地も、絶対に変えられないわけではありません。

あなたが本当に嫌だと思うなら、まずは家の近くの勤務地に異動願いを出してみましょう

会社を辞めたいけど辞められない理由、不安

辞めたい理由は明確になったけど、いざ辞めると思うと不安がどっと押し寄せてくる……。

ここでは会社を辞めたいけど辞められない不安について書いていきます。

漠然と不安を感じているのではなく、明確にすることが大事です。

  1. お金・貯金がない
  2. 手に職がない
  3. 今より悪い会社だったら…
  4. 会社に迷惑をかけたくない
  5. 転職活動をする時間がない
  6. 転職は甘えでは?
  7. 会社に引き止められている
  8. 学歴がない
  9. 新卒・20代で転職はOK?
  10. 40代・50代の年齢的な不安

➀お金・貯金がない

お金・貯金がない

嫌な仕事のストレスで散財してお金がない!そもそも貯金できるほど給料がない!

やっぱりある程度の貯金がないと、なかなか仕事を辞められないですよね。

もし次の仕事がなかなか決まらなかったらと思うと、不安でたまりません。

これはもう徹底的に節約してお金を捻出するか、副業を始めることをおすすめします。

辞めたいという気持ちで押し切ってみましょう。

➁手に職がない

ずっと仕事を頑張ってはきたものの、よく考えるとこれといって潰しのきくスキルがないということも。

資格やスキルがあれば、なにかしら食っていそうな気がするものの、何もなかったら心もとないですよね。

もし手に職をつけて絶対に転職したいと思うのであれば、職業訓練校に通ってみるのもおすすめです。

➂今よりも悪い会社だったらどうしょう

転職したら、今よりも色々な面で悪い会社に入る可能性だってもちろんあります

ネット社会で劣悪な労働環境を強いる会社が明るみになった結果、下には下がいるんだと思い知らされましたよね。

でも正直、転職ってくじ引きみたいなものです。

もちろん事前の自力での企業リサーチは言わずもがな必須ですが、個人レベルでその会社に合う会わない、悪い良いというのはもう働いてみないとわからないんですよ。

ネットの口コミだっていいように操作されている可能性もありますからね。

「今よりも酷い会社だったら……」という不安は、ほぼ意味がないと言えるでしょう。

➃引継ぎなどで迷惑をかけたくない

引継ぎなどで迷惑をかけたくない

あなたが辞める時の引継ぎ業務は、迷惑でもなんでもありません

辞めると決まった後もしばらくは在籍して、引継ぎや片づけなどをする必要がありますよね。

会社を辞めると決めた途端、その職場から消え去れれば良いのですが、そういうわけにもいきません。

しかし引継ぎというのは、会社や同僚からしてみれば、仕事の範囲内の単なる業務です。

その業務が、その同僚にとって迷惑に感じるほどに仕事量が増加するかどうかは、管理する上司が考えることです。

あなたが考えることではありません。

だから、辞める時に迷惑をかけるなんて心配する必要はそもそもないんですよ。

➄転職活動をする時間の余裕がない

転職活動は現職に就いている間に行うのがベター。

でも、そもそも激務すぎて転職活動をする暇なんてない!ということもあるでしょう。

現実的に激務すぎる職場の方が転職活動を行うには、休職するのが最適だと考えます。

もしあなたが忙しさゆえに精神的に参っているのであれば、診断書を書いてもらって思いきって休職してしまいましょう。

今は転職もスマートフォンでスムーズに進みますから、自己分析や業界研究に時間をたっぷり使って、転職活動に励むのが良いです。

そのほうが、あなたにとって最適な会社を見つけることができます。

➅転職するのは甘えではないかと思ってしまう

はっきり申し上げましょう、転職は甘えではありません。

まず、明らかに法外な労働や理不尽な職場から離れたいと思うのは、人間としてごく自然で当たり前のことです。

そして、どんなに「ホワイト」と言われるような労働環境であっても、あなたに合う合わないはまた別の話です。

どんなに楽しいと思える仕事内容であっても、だんだんと別の職種に興味が出ることだってあるでしょう。

確かに、同じ職場で働き続けることにも一定の価値はあります。

しかしそれは、かなりの部分を運の要素が占めています。

極論を言ってしまえば、たまたま自分に合った会社に入れて、たまたま長く働けているだけの人が一定数いるわけです。

はたして、同じ会社で長く働くことの価値ってそこまで高いものでしょうか?

そんな価値を無理をして手に入れるより、自分に合った別の会社を探すほうがずっと有益でしょう。

➆会社に引き止められている

会社から「辞めないで」と言われる理由には大きく2パターンあると考えます。

1つ目は、単純に人手不足だから辞められると困るという会社の都合パターン。

もし引き止めにより、例えば給料の増加を提示されて、あなたがその仕事内容と労働環境に見合う賃金であると思えるのであれば、現職をそのまま続けるのもアリです。

2つ目は、本当に辞めないほうがいいと親身になってくれているパターン。

この場合もし、引き止めをあなたが信頼している上司もしてくれているのであれば、一度しっかり話し合ってみるのも損はないでしょう。

➇学歴がない

学歴がない

「転職をしたくても学歴がないから、雇ってもらえるのか心配」という方もいらっしゃいますよね。

しかし転職の場合、業界にもよりますが第二新卒でなければ、新卒ほど学歴を重視しない傾向にあります。

というのも、転職先で求められるのは即戦力。

いくら学歴が良くても、仕事ができないのではお話になりません。

当然、学歴も大きな一つの武器であることは間違いありません。

ですが、学歴は新たに学校に入りなおす以外につくる方法はありませんから、コンプレックスを抱くよりも仕事スキルの向上に努めるべきです。

➈新卒・20代で転職していいのか

新卒や20代の転職が、絶対的にダメだということはありません。

それこそ、ブラック企業で心身ともに消耗して、命まで危うくなってしまったら元も子もないです。

そこまで極端ではなくとも、人それぞれ合う合わないといった事情はありますから、新卒だろうと20代だろうと、よりよい労働環境を求めて転職するのは当然のことだと思います。

もちろん、若いうちの転職が、必ずしも企業側に好意的に捉えてもらえるわけではないです。

実際、転職するあなたもかなり大変ですし、苦労します。

まずは色々な人の意見を聞いて一呼吸置き、それでも自分の決心が堅いのであれば、転職に挑んでみましょう。

➉40代・50代の年齢的な不安

最近では40代・50代でも十分転職は可能になっています。

しかし一方、現実的には求やはり人の数が減っていく40代・50代。

転職による給料アップなどのメリットもなかなか得づらくなります。

ただ「転職をしたい」だけなのであれば40代・50代でも可能ですが、それ以上の価値を求めるのであれば、あなたが20代後半~30代で転職した時と比べて、かなり難易度が上がると考えていた方が良いです。

もしあなたが今の職業において、給料以外で心理的に苦痛を味わっているのであれば、ぜひ転職も視野に考えてみてください。

会社を辞めたい時の対処法。

会社を辞めたい時の対処法。

「会社を辞めたい」と思ったら、まずは何をするべきなのか。

会社を辞めたいと思った時に行う、具体的な対処法を書いていきます。

いきなり転職に踏み切るよりも、まずは今の会社でできることを一通り試してみましょう。

  1. 賃上げ交渉をする
  2. 人間関係の改善を試みる
  3. ボーナスのことだけを考えてみる
  4. 副業で収入源を増やす
  5. ネットで似た境遇の人を参考にする
  6. 部署や勤務地の異動
  7. 休職
  8. 転職

賃上げ交渉をする

お金がない、もしくは給料が上がれば多少の嫌なことも我慢できるという人は、賃上げ交渉をしてみるのも手です。

実際に給料が上がったらそれで良いですし、もし断られたら転職に踏み切るための判断材料の一つになるでしょう。

人間関係の改善を試みる

上司に職場の人間関係について相談し、改善してもらいましょう。

あなたが直接行うよりも、上の人間に頼んだほうが良いです。

なぜなら、そうした人間関係のトラブルも含めた職場のいざこざを収めるのも、より上の役職を持つ人の仕事だからです。

ボーナスのことだけを考える

ボーナスのことだけを考える

とにかくボーナスが振り込まれる日のことだけを考えて、日々の仕事は生きていくための単なる作業だと割り切ってみましょう

買いたいもの、行ってみたい旅行先をリストアップするのもおすすめです。

副業で収入源を増やす

もしあなたの職場が副業okであれば、副業を始めて収入源を増やし、金銭的余裕を手に入れるのもアリ

今はクラウドソーシングなど、インターネットで誰でも簡単にできる副業が山ほどあります。

職種によっては、本業で得たスキルを活かすことも可能ですよ。

ネットで似た境遇の人を探し、共感・参考にする

周りに同じような悩みを抱えている人がいなくてツラいという方は、インターネットで同じ境遇の人を探してみましょう

自分と同じような人がいるというだけでも精神的に楽になります。

さらに、その人がその悩みに対してどのように対処したのか参考にし、自分の選択肢を増やすことができます。

部署や勤務地を異動する

部署や勤務地を異動する

手は尽くしたけど、やっぱり場所を変えないと無理!という方は、まず同じ会社内で異動してみると良いです。

同じ企業でも、部署や勤務地が変われば全く別世界ということも存分にありえます。

休職する

疲れすぎて頭も回らないなら、まずは一旦休んでみましょう

目まぐるしく働く中で、転職という大きな決断を下すのは避けるべき。

一度職場から距離を置くことで、仕事や自分について冷静に判断することができます。

転職をする

いろいろ試したけど、「やっぱりこの会社に自分は合わないな」「転職のリスクより今の会社にいるほうがツラいな」と思ったら、最後に転職に踏み切りましょう。

間違っても、焦って安易に転職を決断しないこと。

周囲の意見も取り入れて、冷静になってしっかりと判断することが、転職成功の鍵です。

転職も一つの選択肢に。

転職も一つの選択肢に。

働き方や転職は自由になってきているものの、むやみやたらに転職は勧められません。

それなりにリスクはありますよ。

でも、転職も一つの選択肢としておくことで、今の会社でも「どうしても嫌になったら最後は転職をすればいい」と思って頑張れるんです。

ぜひこの記事を参考に、自分の現職での可能性や、これからのキャリアについてよく考えてみてくださいね。